たけぴょん日記

某理系大学院卒、自然栽培農家見習い。

2014年度に読みたい10の本

社会人生活が1ヶ月を過ぎて感じるのは、自由に使える時間が本当に少ないことです。学生のときは忙しいのは試験前くらいで、平常時は時間が有り余るくらいでした。大学院時は年間100冊くらいは読んだと思うのですが、現在は仕事に追われ読書の時間が確保しづらくなっています。多くのビジネスマンにとって、言わずもがな良書に出会うことは肝要です。

 

そこで、2014年度に読みたい10の本をリストアップしてみました。まだ読んでいないので、もしかしたらハズレるあるかもしれませんが、たけぴょんは初っ端にこの10冊を読み進めていきます。

 

1:コンテナ物語

ビルゲイツが、2013年度読んで良かった本の1冊として紹介したことで知った本。海運用のコンテナの標準化がどのようにしてなされたかについて書かれている。マルコム・マクリーンは、”海運業とは船を運航する産業ではなく貨物を運ぶ産業”だと見抜き、個人トラック業者から世界最大級の海運会社まで立身出世した。成功に上り詰める過程で生じた障害をどう乗り越えたか。

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

 

 

2:銃・病原菌・鉄~1万3000年にわたる人類史の謎

ピュリッツァー賞やコスモス国際賞等を受賞。朝日新聞が、識者アンケートによるゼロ年代(2000-2009年間)の書物50冊を選んだ際、1位に輝いた本。ジャレドはハーバードを卒業後、進化生物学の研究していた。ニューギニアでのフィールドワークから”なぜ人類には民族によって文明格差があるのか?”という疑問に対し研究調査をし、その成果の一部を本にまとめた。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
 

 

 

3:学校では絶対に教えてくれない僕達の国家

「国家」「安全保障」「ナショナリズム」について書かれた本。日本では学校で国家というものについて習わないが、アメリカでは普通に教えているとの事。戦後レジームについて勉強できる。

学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家

学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家

 

 

4:リーン・スタートアップ

スタートアップにとって大事なのは、アイデアやビジネスプランよりもどうマネジメントするかであるという著者エリック・リース氏の経験と知識に基づいた実践論。壮大な計画は無意味であり、簡単なプロトタイプを作りユーザテストをし、改善サイクルを回すことの重要性が説かれている。Wantedlyの仲さんがスタートアップする際の必読書の1つとして紹介していた。

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

 

 

5:ビジョナリーカンパニー2

言わずと知れたビジネス書の名著。Goodな企業がGreatな企業になるためには何が必要かを11社のケーススタディによって導きだした本。目次は、第5水準のリーダーシップ、最初に人を選び、その後に目標を選ぶ、厳しい現実を直視するなど。目次を見ただけでワクワクしませんか?

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 

 

6:アップルVSグーグル

原題は「Dogfight」。AppleGoogleのどちらがスマホタブレットを制するかという話。会社の内側の世界から論じているインサイドドキュメント。世界を代表するグローバル会社の戦いに目が離せない。

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか

 

 

7:トヨタ生産方式-脱規模の経営をめざして

2014年度3月期の営業利益が2兆円と予想されているトヨタ、その礎を作った大野さん。彼が編み出したトヨタ生産方式、「ジャスト・イン・タイム」「自働化」「かんばん」「標準作業」。トヨタの競争力の源泉のヒントがここに有り。 

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

 

 

8:企業が帝国化する

国家を超え、世界の産業構造や私たちの生活に大きな影響を与える巨大企業。米アップル社のシニアマネージャーだった著者が「私設帝国」の実態を明らかにし、その影響下で私たちがどう生きていくかを考察する。ちきりんもオススメの一冊。

  

9:失敗の本質ー日本軍の組織論的研究

社会科学面での旧日本軍の戦史研究。ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦レイテ沖海戦沖縄戦第二次世界大戦前後の日本の主要な失敗策を通じ日本軍の失敗の原因を追究すると同時に、歴史研究と組織論を組み合わせたノモンハン事件・太平洋戦争の学際的研究書。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

 

 

10:ルールを変える思考法

ニコニコ動画」でも有名なドワンゴ会長の川上さんが、「ゲーム」を切り口に独自の思考法や経営手法、コンテンツ戦略について語った初の著書。会員数3000万人を擁する「ニコニコ動画」をはじめ、「ブロマガ」「ニコニコ超会議」など、常に注目を集めるサービスやイベントを生み出し続けるドワンゴの思考法

 

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

 

 

これらの本以外にも、137億年の物語、IPS細胞の世界、昨日までの世界(上・下)等々たくさんの興味ある本がありましたが割愛。書いていて気付いたのですが、農業関連の本が全くない(笑)。